2020年8月29日土曜日

【YA5】スバル エクシーガの足回りブッシュ交換とDIYで行う切っ掛けとなったYouTubeのご紹介

event_note
交換後のブッシュ

参考にした情報

ネット上の情報

私は車やバイク、自転車等、機械をいじることが好きなので、車の整備についても自分でできるところは自分で行いたいと思っています。

車の整備士ではありませんが、自分なりにサービスマニュアルを読んだり、パーツリストを見たりしながら、試行錯誤を繰り返して勉強をしております。

昨今ではネットの普及もあり、みんカラやYouTubeで車の整備系の動画を上げておられる方が増えたこともあり、個人的には非常に助かっている部分もあります。
特に、エクシーガ(YA5)の整備では、YouTubeで車の整備動画を上げておられる カーライフナビゲーターabetomolaunch さんの動画が非常に役立ちました。

YouTubeの紹介

エクシーガは12万キロをこえて足回りのブッシュがガタガタでしたので、この動画を参考に足回りのブッシュ交換をDIYにて行ったところ、まるで新車の頃のようなキビキビとした足回りに蘇りました。
カーライフナビゲーターabetomolaunch さんの動画がなければDIYにてブッシュ交換をすることも想像しなかったと思います。

ちなみに動画ではBPレガシィ(BPE)でのブッシュ交換の様子を紹介されておりましたが、同世代のスバル車は作りがほとんど同じで非常に参考になりましたので紹介したいと思います。

ブッシュの部品番号・適合の調査

SUBARU-PEC(スバル電子パーツリスト)

エクシーガの足回りブッシュの純正部品番号の適合については、SUBARU-EPCというWindows用のソフトウェアを使用しました。
こちら何かというと、簡単に言うとスバル車のパーツリストになります。
SUBARU-EPCについては以前に記事にしていますので参考にしてみてください。

エクシーガの足回りブッシュの部品番号

エクシーガの足回りブッシュの部品番号の一覧を記載しておきます。

ちなみに私の車はYA5のA型でグレードはGTとなります。
部品番号はアプライド(年式)やグレードにて異なる場合がありますので、正確な部品番号を調べるには先に紹介した スバル電子パーツリスト(SUBARU-EPC)launch を利用することをおすすめします。

部品番号 名称 単価 備考
20204AJ000 ブシユ,トランスバース リンク フロント 1,130 フロントロアアームの前側
20204AG011 ブシユ,トランスバース リンク リヤ 1,360 フロントロアアームの後側
20414AG070 ブシユ,スタビライザ 540 フロントスタビライザーブッシュ
20254FG000 ブシユ A,ラテラル リンク 1,070 リアラテラルリンクの前側
20254FG020 ブシユ B,ラテラル リンク 970 リアラテラルリンクのトー調整用偏芯ボルト接合部
20254AE020 ブシユ C,ラテラル リンク 550 リアラテラルリンクの車体側
20254FG010 ブシユ,トレーリング リンク リヤ 1,070 リアラテラルリンクとナックルの接合部
20464FG000 ブシユ,スタビライザ 370 リアスタビライザーブッシュ

交換作業に必要な工具

油圧プレスは必須

ブッシュ交換の作業で一番苦労した点は、なんといってもブッシュを取り外す作業です。
先に紹介した カーライフナビゲーターabetomolaunch さんの動画では、油圧プレスを使用せずに交換作業を行っておられましたが、油圧プレスは絶対あったほうがいいです。(というかないと多分無理)
油圧プレスも1万円程度で売られているものもありますので、置き場所さえ確保できれば購入しても良いと思います。

私が使用した油圧プレスと同じものが、 ユーチューバーのまーさんガレージさんlaunch にて紹介されておりました。

私は当初、全ねじとフランジナットで作った自作のSSTでブッシュ外しに挑戦しましたが、フロントロアアームの錆びついたブッシュは完全に固着していて全く歯が立ちませんでした。

ブッシュ交換用特殊工具(SST)

加えて必要なものとして、ブッシュを油圧プレスで打ち抜くための特殊工具(SST)が必要です。
特殊工具と言っても、ただの鉄の筒状のものですので、サイズが合えば水道管等で代用も可能です。
実際、水道管や大きめのソケットで代用が出来る場合があります。
こちらはブッシュの外径より僅かに大きなサイズと、ブッシュの外径より僅かに小さいサイズの2個必要です。

使用したブッシュ交換用のSSTを紹介しておきます。

エクシーガ(YA5)のブッシュ交換に必要なSST

エクシーガのブッシュ交換に必要なサイズを記載しておきます。
交換作業に必要なサイズを購入するだけでよく、全て購入する必要はありません。

ITEM サイズ(外径・内径・全長)
AS-WUB-8 36.5×29.5×40
AS-WUB-10 39.5×32×40
AS-WUB-15 46.5×38.5×45
AS-WUB-20 52.5×45×50
AS-WUB-25 59.5×51×55
AS-WUB-28 64.5×54×60
AS-WUB-30 70×62×60

ブッシュ交換作業

交換作業

ブッシュ交換の作業の様子については、作業に必死で記録を撮る余裕がありませんでした。
当然、一日で終わる作業でもなく何日もかかって作業を行いました。今から思うと記録を撮っておけばよかったなぁと後悔しています。。。

基本的にはジャッキアップして、サスペンションアームを取り外し、油圧プレスにてブッシュを打ち替えした後、元に戻します。
注意点としてはボルト、ナットの締付けトルクの管理と、足回りのナット類に関してはセルフロックナットとなっておりますので必ず新品を使用することです。 ナットの再利用はおすすめしません。

また、ポイントはなんと言っても錆びついた古いブッシュを取り出せるかどうかにかかっています。

サスペンションアームとブッシュにSSTを当ててやり、油圧プレスにて押してやるとバキッと大きな音がして固着が剥がれ、ブッシュが抜けてきます。

走行距離12万kmのエクシーガの足回りブッシュは、10㌧の油圧プレスで抜けない箇所はありませんでしたが、どうしても抜けにくい場合はガスバーナーを使用します。

ブッシュがはずれない原因はサビで固着しているためですので、ブッシュがついているサスペンション側をガスバーナーで熱してやると、熱膨張で広がるのに加えてサビを焼き切ることが出来るので、固着が剥がれます。

これを冷めないうちに、油圧プレスにて押してやるとスルッと抜けてきます。

交換後のブッシュ

約12万Km走行した後のブッシュはくたびれてボロボロです。 特にフロントロアアームの後ろ側のブッシュ(一番大きなブッシュ)はちぎれてしまっているのがわかると思います。
(白いマジックでマークしてある部分)

こちらはスバル車ではよく駄目になることで有名なブッシュで、これがヘタるとタイヤの内側が異常にすり減りますので要注意です。(偏摩耗)
恐らくはブッシュがヘタってくると、ブレーキング時にタイヤが逆ハの字(前側が開く)になることでタイヤの内側がすり減るのだと思います。

ロアアームの後ろ側のブッシュの状態は、タイヤを左右どちらかに切った状態でタイヤハウスの中を確認することですぐに確認できます。 タイヤが偏摩耗していると感じたら一度ロアアームのブッシュを確認することをおすすめします。

私の車は完全にちぎれてしまっていました。。。

2020年8月24日月曜日

【Google AdSense】このブログの審査合格までの流れ

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Google AdSense 審査合格まで

はじめに

Google AdSenseについては、ブログがAdSenseの審査に合格しないという記事を度々目にします。これに関しては多くの人が知りたい情報ではないかと思い、大した情報ではありませんが参考になればということで記事にすることにしました。

BloggerにおいてのAdSenseの申し込み

このブログはGoogle社がサービスを提供しているブログサービスのBloggerを利用しています。
BloggerにAdSenseを追加するには、Bloggerのメニューから[$収益]を選択し、[ADSENSE をリンク]ボタンをクリックします。
AdSense画面のメニューから[サイト]を選択すると、Bloggerにて使用しているサイト[(自分のサイト名).blogspot.com]が追加されていることが確認できると思います。また、ステータスは「承認手続きを進めています…」となっていると思います。

通常、この承認手続きとはブログの内容が広告主にとって有益なものかどうか、一般の人にとって有益なものかどうか、独自性があるかどうか等のポイントがチェックされるようです。 また、一般的に承認手続きは2週間程度で場合によってはそれ以上かかります。 ちなみにこちらの審査は人の目で行われるようです。

AdSenseの審査結果

私の場合ですが、8/1にAdSenseの申請を行い、1回目の審査の結果が出たのが8/17でしたので、実際は2週間以上かかっています。Googleの社員も夏休みだったのでしょうか? なお、審査提出の段階で記事数は36記事でした。

1回目の審査と書きましたが、実は1回目の審査は「複数のポリシー違反」という内容で却下されています。 審査結果の内容は「複数のポリシー違反」という言葉だけで、具体的にここがダメだとかいうことは一切教えてはくれません。 Google AdSenseのヘルプページにある [AdSense プログラム ポリシーlaunch のページを熟読し、自分のブログのどこが悪いのかをチェックする必要があります。

結論から先に言いますと、私のブログにはAmazonのアフィリエイトリンクが貼り付けてあるページがありましたので、そちらを削除することで2回目の審査で無事にAdSenseに合格することができました。

2回目の審査は、8/17に再審査の手続きを行い、合格の通知が来たのが8/20の20時でしたので、実質3日で審査に合格できたことになります。
また審査結果が届くまで2週間ぐらいかかるんだろうと覚悟していましたが、良い意味で裏切られました。
何回審査を行っても不合格となっている人がいることを考えると、かなりスムーズに合格できたんじゃないでしょうか。

AdSenseの審査において気をつけたこと

AdSenseの審査を受ける上で、私なりに気をつけたことは以下の点です。

  • このブログについてのページ(about)の作成
  • お問い合わせページの作成
  • プライバシーポリシー(privacy policy)ページの作成
  • 記事数は30以上を目標
  • 記事の内容にコピペが無いように
  • アフィリエイトリンクが無いように ← 対策を追加した

世の中のブログにはAmazonのアフィリエイトリンクが多数貼られておりましたので、当初はAmazonのアフィリエイトリンクがAdSenseの審査に影響するとは思っていませんでした。
ただ [AdSense プログラム ポリシーlaunch をよく読むと「AdSense サイト運営者様が有償クリック プログラムに参加したり…することはできません。」と書かれており、明確に禁止事項として記載されています。 Amazonのアフィリエイトリンクはまさにこれに該当すると思います。

また、Google Analyticsを利用しているのであればプライバシーポリシーのページが必須となります。 内容についてはブログがGoogle Analyticsを利用していること、Cookieを利用していること、及び Google アナリティクス利用規約launch へのリンクの貼付、以上の点に気をつけていれば問題ありません。

プライバシーポリシーに関しては以下のページが参考になりましたので紹介しておきます。

Web サイトのアクセス解析は何を使っているでしょうか?おそらく多くの方が Google アナリティクスをご使用になっているのではないかと思います。無料なのに高機能で便利なのですが、もし Google

2020年8月18日火曜日

【メジャークラフト】所有しているメジャクラロッドのインプレ(全10本)

メジャークラフトのロッドを使うきっかけ

私は釣りを趣味の1つとしています。
釣りは道具を使う趣味でもあり、代表的な企業としてシマノ、ダイワの他、数多くの企業が釣具を発売しておりますが、私は中でも メジャークラフトlaunch のロッドを愛用しています。

YouTubeや釣り番組ではおなじみの広瀬達樹さん(通称:ヒロセマン)の影響もあり、8年程前にメジャークラフトのロッドを買ってみたところ、値段の割に見た目もカッコよく、また工業製品としての品質も高いように感じています。 いわゆるコストパフォーマンスの高い商品ですね。

またシマノ製品で同価格帯の廉価版のロッドには保証書がついてきませんのでロッド破損をした場合などは部品代が実費ですが、メジャークラフトのロッドにはちゃんと保証書がついてくるところも評価したいポイントです。 そこからメジャークラフトのファンになりました。
また巷ではメジャクラのロッドはすぐ折れるなどの悪評があるようですが、少なくとも私はメジャークラフトのロッドが折れた経験はありません。

同社の広告塔でもある広瀬さんの影響力により、今でこそメジャークラフトは大手の有名釣具メーカーになりましたが、10年程前までは聞いたこともなく、全く知りませんでした。

メジャークラフトは、以前存在した釣具メーカーのダイコーからスピンアウトした3人(社長の森津義夫さんと広瀬さん、川上さん)で設立した会社のようです。

以前はロッドをメインに開発、販売していましたが、今ではルアーやライン、釣り関係の小物等、あらゆる釣具を開発・販売する総合釣具メーカーになりました。
ちなみに同社のロッドのほぼすべてを川上さんが開発されているようです。

日本一明るい経済新聞。関西地域を中心に中小企業やベンチャー企業の明るい話題が満載。新聞定期購読募集中!

2020年8月11日火曜日

【WRX STI】センターコンソール付近の異音対策

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異音発生箇所の調査

WRX STI Type S は足回りにビルシュタインダンパーが採用されており、足回りはかなり固くセッティングされていますので、異音の発生は致し方ない部分もあります。

センタークラスター内部のナビ周りの配線や、運転席メーター内部及び助手席のダッシュボードの内部は、配線をスポンジテープで巻きつける、及びシンサレートを敷き詰めるなど、徹底的に異音対策を行っているため現状異音は発生しておりませんが、センターコンソール付近(SIドライブスイッチ・カップホルダー)は対策を施していないため、納車ほどなくから異音が発生しはじめました。

道が悪いところや、歩道を横切る時のちょっとした段差を通る時にセンターコンソールからギシギシと耳障りな異音が発生します。
硬質のプラスチックどうしがこすれる時に起きるような不快な音です。

センターコンソールを手で揺するとギシギシと音がする為ここから発生しているのは間違いないようです。

内装パーツの取り外し

サイドブレーキブーツの取り外し

サイドブレーキブーツを取り外します。
サイドブレーキ周りのブーツ及び内装パーツは上部3個、下部2個の計5個のツメで固定されています。
サイドブレーキのブーツを取り外しするには、カバーを固定している内装パーツを真上に引っ張ることによりツメが外れて取り外しすることができます。

こちらが、取り外したサイドブレーキブーツ及び固定している内装パーツです。
赤矢印の部分がつめになります。

センターコンソールの取り外し

先の手順に従ってサイドブレーキブーツを取り外しします。
ブーツを取り外すと、シフトレバー付近にタッピングビスが見えますのでこれを外します。

コンソールボックス内にボルトが2本ありますのでこちらも外します。
ソケットのサイズは10mmです。

タッピングビス1個とボルト2本を外した後、センターコンソールの前側を持ち上げると、プラのクリップが外れてセンターコンソールが外れます。

異音対策

異音対策としては、プラスチック同士が擦れる部分にクッションテープを貼り付ける、及びシリコングリス・シリコンスプレーを塗布することで対策を行いたいと思います。

クッションテープ

クッションテープは東京防音というメーカーの住宅などで使われる戸当りテープです。
サイズは厚みが2.5mmのものを使用しました。

シリコングリス・シリコンスプレー

シリコングリス・シリコンスプレーはプラスチックの部分に使用しても、侵すことがありませんので問題ありません。
なお、CRC556等の石油溶剤を含んだ潤滑スプレーの類いは、プラスチックを侵しますので使用できません。

クッションテープを貼り付ける

センターコンソールとシフトレバー付近の内装パーツどうしが擦れる部分にクッションテープを貼り付けます。

シリコングリスを塗布する

センターコンソールとサイドブレーキブーツの接触部分にシリコングリスを塗布しておきます。

念の為、プラのクリップの接合部分にシリコングリスを塗布しておきます。

取り外したセンターコンソールとサイドブレーキブーツを元に戻して作業完了です。

対策後のインプレッション

センターコンソールの異音は発生しなくなったので、効果があったと思います。
ただ、この部分の異音はおさまりましたが、今度は他の部分の異音が気になってきました。。。

特にリアのハイマウントストップランプ付近からカタカタと異音がありますので、こちら対策を行いたいと思います。
ハイマウントストップランプの異音対策については以下の記事を参考にしてみて下さい。

ハイマウントストップランプ付近の異音 荒れた路面を走行していると、リア付近からカタカタと異音がするようになりました。 どうやらハイマウントストップランプの周辺から異音が発生しているようです。 車内で発生する異音の原因としては、内装のプラスチックと配線やカプラー...

2020年8月8日土曜日

【TAKUMI MOTOR OIL】X-TREMEシリーズのインプレッション(フィーリングと汚れ具合)

オイル交換時から約1200km

前回のオイル交換にて TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル)launchX-TREMEシリーズ(0w-40)launch に交換しました。

前回のオイル交換は以前記事にしておりますので興味のある方は見てみてください。

2020年1月18日に納車したWRX STI Type S (VAB F型)の整備について記録を残していきたいと思います。

走行距離が5015kmの時に交換し、現在は6197kmなので約1200km走行したことになります。
ちなみにトリップメーターは[A]と[B]の2つ保存することができますが、[B]は前回オイル交換時にリセットしています。

オイルの汚れ

オイルは若干汚れているようにも見えますが、 X-TREMEシリーズ(0w-40)launch のオイルの色はもともとコーラのような色をしているので、汚れているのかどうかがわかりにくいです。
こちら、もう少しオイルの汚れ具合がわかるように、透明感のある色にしてもらえると助かるのですが。。。

フィーリング

私はサーキット走行や峠道をかっ飛ばすなどのエンジンに負荷のかかる走行はしません。
サーキット走行を想定している X-TREMEシリーズlaunch は、私の使い方ではオーバースペックかもしれませんが、この車は長く乗るつもりですのでいいものを使いたいと思っています。

肝心のフィーリングですが、距離は1200kmほど走りましたがフィーリングに関しては全く劣化しているように思いません。
入れ替えたときと同じように、エンジンの吹け上がりはよく、8000rpmまで軽く回ります。

前回、スバルのプレミアムオイルの レ・プレイアード・ゼロlaunch を試しましたが、エンジンの回る感じはほぼ同じように、上まで気持ちよく吹け上がってくれます。
燃費については、これまた同じように、街乗り7km、高速で13km程度です。

オイルの評価をするにはまだ距離を走っていませんが、なかなか良いオイルじゃないでしょうか。
なにより、値段が安くそれでいてPAO + エステルのグループ5のオイルなのでコスパは最強だと思います。

オイル交換時から約2500km

オイルの汚れ

TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル)launchX-TREMEシリーズ(0w-40)launch はもともと、黒っぽい色ですので汚れ具合がわかりにくいですが、1200km走行時のオイルの汚れ具合と比較すると、劣化してきていることは間違いありません。

オイル汚れの比較

フィーリング

フィーリングに関しては、2500km走行した後も劣化を感じません。
私の走行は通常の街乗りやドライブがメインであり、サーキット走行や峠を攻める等エンジンに負担のかかる走行は行っていないこともあるかと思います。
この劣化具合であれば、今のところは5000km毎の交換で行けそうな感覚です。

カストロールEDGE等のグループ3の合成油ですと、2000kmも走行すると交換直後に比べて明確に劣化していると感じますが、TAKUMIの X-TREMEシリーズ(0w-40)launch は劣化感がありませんので、さすがグループ5の全合成油だと思います。

ちなみに、カストロールEDGEはホームセンターで安く売られていますので、エクシーガにはよく使っていました。
これはこれで、安い割にはそこそこの性能だと思いますので、エクシーガのようなファミリーカーには必要十分です。

2020年8月5日水曜日

Google AdSenseに関するトラブル(重複アカウントについて)

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AdSenseに関するトラブル

AdSenseアカウントの重複

Google AdSenseはブログやyoutubeにて広告収入を得るためのサービスです。

先日、アドセンスアカウントにログインするとこんなメッセージが表示されました。

  • [AdSenseを使うには、いくつかの問題を解消してください]
  • [もう1つのアカウントを閉鎖してください]

数ヶ月前までは普通にログインできており、久しぶりにログインしたところ、このようなメッセージが表示されAdSenseに関する一切の操作ができません。

表示される文面には、重複アカウントがある為、もう1つのアカウントを閉鎖するようにとあります。
ですがこのメッセージを見ても、重複アカウントに全く心当たりがありません。

Googleのヘルプやネット等で調べてみると、AdSenseアカウントは1個人につき1アカウントというルールがあるようです。 (知りませんでした。。。)

画面に[□もう1つのアカウントを閉鎖しました。]のオプションがあるので、とりあえず心当たりが無いのでチェックをつけて「送信」しました。

しばらくするとGoogleからメールが届きます。

[お客様はすでに AdSense アカウントをお持ちです]

何度チェックして送信しても同じメールが届きます。

なお、このメールの「1.」に表示されるメールアドレスは、Googleが重複と判定しているアカウントのメールアドレスが記載されています。 (一部伏せ字)
このメールアドレスは私が実際にAdSenseへのログインに使用しているものと同一です。

Googleアカウントの削除は絶対してはいけない

さらに調査すると、どうやら同じような問題を抱えているユーザーが他にも多くいるようです。

絶対にやってはいけない事として、Googleアカウントを削除すること。

メッセージには「もう1つのアカウントを閉鎖してください」とありますが、閉鎖するのはAdSenseのアカウントです。 Googleアカウントは削除してはいけません。

Googleアカウントを削除しても、それに紐づくAdSenseのアカウントは削除されません。
Googleアカウントを削除してしまうと、本当に手の打ちようが無くなってしまいます。

Googleのサポートについて

サポート窓口

Googleには基本的に問い合わせを行うサポートセンターというものがありません。
(以前はあったようですが2020年8月現在、サポートの窓口はありません。)
サポートを受けられるのは、Googleへ広告を出す等、お金を払っている側だけです。

Googleサービスにて困ったことがあると、まずはGoogleのヘルプページを参照することになります。
AdSenseの場合は AdSenseヘルプlaunch を参照します。

画面には[知りたい内容についてご記入ください]とあります。
「adsense 重複」等のキーワードを入力すると、関連するヘルプコミュニティの記事の一覧が表示されます。

こちら、一通り目を通しました。

重複アカウントに関する記事の内容はほぼ全て、実際にAdSenseの重複アカウントが存在しており、もう1つのアカウントを削除してくださいとの内容です。
これはAdSenseにログインした際に表示されるメッセージと同様のものになります。

画面下に「お問い合わせ」がありますが、先へ進んでも結局はヘルプコミュニティの記事が表示されるだけです。 Google社のサポート窓口につながるわけではありません。

ヘルプコミュニティへの相談

ここまでで解決できない場合はヘルプコミュニティにて相談することになります。
(というよりも、ヘルプコミュニティに相談する手段しか残されていない)

ちなみに、ヘルプコミュニティというものは Yahoo!知恵袋launch といえばわかりやすいでしょうか。
一般の方の質問や困りごとに対して、「ほぼ」同じ立場の善意ある一般の方が回答するというコミュニティです。

ここで、あえて「ほぼ」と強調したのは、回答してくださる方は Google プロダクト エキスパート プログラムlaunch に参加されているメンバーになります。
Google プロダクト エキスパートの方は、Googleサービスについて精通しておられます。

私の場合もヘルプコミュニティに相談しました。

予想通りの回答として、「他に重複アカウントが存在するので確認してください」という内容。
これまでも同様の質問が多数されており、ほぼ全ての事例で重複アカウントが実際に存在するという結果なので、この回答は仕方ないのかもしれませんが、予想通りとはいえなんだか釈然としません。

重複アカウントについては本当に身に覚えがなく、かつGoogleから重複と判定されているアカウント(Googleからの重複メールに記載されているメールアドレス)は、実際にAdSenseのログインに使用しているアカウントであるため、意味がわかりません。
また、自己で解決する手段が残されておらず本当に困りました。

ヘルプコミュニティ上でのやりとりで、重複アカウントが「ある」「ない」のキャッチボールが何回か続いたあと、Googleの社員の人にエスカレーションして調査いただけることになりました。
Google プロダクト エキスパート プログラムに参加されている方は、Google社員にエスカレーションする権限があるようです。

調査の結果は、Googleシステム側の誤検知とのことでした。

誤検知と判断されてからはすぐに対処して頂き、AdSenseへ正常にログインすることができるようになりました。
恐らくですが、これは非常に稀な事例だと思います。
私の場合はシステム側の不具合だった為復旧することが出来ましたが、ヘルプコミュニティには復旧できない事例も多くあるようです。 ちなみに、ヘルプコミニュティに相談をしてから、解決するまでに約1週間でした。

Google プロダクト エキスパート

Google プロダクト エキスパートについて

Google プロダクト エキスパートについては以下のページを参照ください。

あなたの回答一つ一つが他のユーザーの問題を解決します。プロダクト エキスパートになって、他のユーザーが Google のプロダクトを最大限に活用できるようサポートし、特別なバッジや特典を獲得しましょう。

今回、Googleのヘルプコミュニティへ相談した結果、Google プロダクト エキスパート方が対応してくださり、Googleの社員へエスカレーションを行ってくれたことにより問題が解決しました。
(システムの誤検知なので自分ではどうしようもない)

コミニュティの他のスレッドを見ていると、気分が悪くなるような文面も時々見かけます。
実際、トラブルが発生した際にGoogleには問い合わせる窓口がなく、イライラする気持ちもわからなくもありません。

しかしながら、Google プロダクト エキスパート といってもあくまで一般の方です。
一般の方が「善意」で質問や困りごとに対応してくださっている、ということを忘れてはいけません。

2020年8月3日月曜日

【Blogger】アドレス変更と検索エンジンへの対策について(SEO)

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Bloggeのアドレス(URL)

アドレス(URL)変更について

Bloggerのアドレス(URL)は設定画面から変更することができます。
また、有料で独自のドメインを取得することも可能です。

無料のアドレスを利用する場合は、以下のようになります。
????の部分を自分で決めることができる)

????.blogspot.com

設定画面のブログアドレスから変更する。

アドレス変更をする場合の注意点

ブログを運営していく中で、独自ドメインを取得したり、アドレスを変更したい場合もあるでしょう。
Bloggerのような無料ブログサービスから、有料のレンタルサーバーを借りてwordpressへ移行することも考えられます。
しかしながら、Bloggerの無料のアドレスを使用している場合において、アドレス変更する際は注意が必要です。

アドレス(URL)を変更すると、Google検索を行っても新たに取得したアドレスは検索結果に表示されません。 サーバー運営にて収益を得ている方にとって、検索結果に表示されないことは死活問題でしょう。

検索エンジンを通じて旧アドレスへアクセスしてきた人を、適切に新アドレスに転送する必要があります。
また、検索エンジンに対してもアドレスが変更になったことを通知する必要があります。

URLの変更を伴う注意点はGoogleのヘルプに記載がありますので参考にしてください。

この記事では、Google 検索結果への影響を最小限に抑えながら、サイトの既存のページの URL を変更する方法について説明します。このサイト移転の

Bloggerのリダイレクト機能について

Googleのヘルプによると、URLの変更を伴う移転については、移転元から移転先へ301リダイレクトを設定するようにとあります。

通常、301リダイレクトに関しては、WEBサーバーにapacheを使用しているのであれば[.htaccessファイル]を編集することで実現可能です。
また、Googleからも[.htaccessファイル]による301リダイレクトが推奨されています。

レンタルサーバー等で、301リダイレクトを実現できる環境であれば問題ありませんが、Bloggerでは[.htaccessファイル]を編集することができません。

Bloggerにはリダイレクト機能が用意されていますが、それは自ドメイン内でのリダイレクトに限ります。

設定例
OK https://wrxsti-fan.blogspot.com/2020/08/blogspot_1.html

https://wrxsti-fan.blogspot.com/2020/08/handle-switch-signal-converter.html
NG https://forest2forest.blogspot.com/2020/08/handle-switch-signal-converter.html

https://wrxsti-fan.blogspot.com/2020/08/handle-switch-signal-converter.html
Bloggeのリダイレクトの設定画面

別ドメインへのリダイレクトは設定できないようになっています。

Bloggerには[他ドメインへの301リダイレクト]を行う機能がありません。

他の対策

301リダイレクトが利用できない場合、考えられるのが<meta>タグによるリダイレクト及びJavascriptによるリダイレクトになります。
<meta>タグ及びJavascriptによるリダイレクトがSEOの観点で有効かどうかは定かではありませんが、対策をしないよりはしたほうが良いと思います。

また、canonicalタグによるURLの正規化も有効な手段でしょう。

  • metaタグによるリダイレクト
    <meta http-equiv="refresh" content="0;URL=(リダイレクトURL)" />
    
  • Javascriptによるリダイレクト
    <script type="text/javascript">
        document.location.href = "(リダイレクトURL)"/>
    </script>
    
  • canonicalタグによるURLの正規化
    <link rel='canonical' href='(移転先URL)' />
    

<meta>タグによるリダイレクト設定、及びcanonicalタグの設置についてはいずれも<head>タグ内に記述する必要があります。

BloggerではテーマのHTMLを編集することにより、<head>タグ内に<meta>タグ及びcanonicalタグを設置することが可能です。

検索エンジンへの対策

Bloggerテーマの編集方法

Bloggerのテーマは編集することができます。
左側のメニューから[テーマ]を選択し、3点リーダーから[HTMLを編集]をクリックします。

編集画面が開きます。
このままHTMLを編集してもよいですが、テキストエディタなどにコピーして編集したほうがやりやすいでしょう。

<head>タグを検索し、<meta>タグや<link rel="canonical" >タグなどを追記します。

Bloggerの特殊タグ

先程、Bloggerのテーマを編集することにより<head></head>タグの間に<meta>タグを設置すると書きましたが、単純に<meta>タグを記述しただけではすべてのページにおいて同一のリダイレクト先が設定されてしまいます。

この問題を回避するためにはBloggerの レイアウト用のウィジェットタグlaunchレイアウト用のデータタグlaunch を用いて対策を行います。

具体的には、移転元のURLがAの場合は移転先のURLはA'、移転元のURLがBの場合は移転先のURLはB'という具合です。

<head></head>の間に以下のHTMLを記述します。
実際には<!-- 各ページの設定 -->はページ数分だけ記述します。

<!-- トップページの設定 -->
<b:if cond='data:blog.url == data:blog.homepageUrl'>

  <link rel='canonical' href='(移転先トップページ)' />
  <meta http-equiv='refresh' content='0;URL=(移転先トップページ)' />

<!-- 各ページの設定 -->
<b:elseif cond='data:blog.url == "(移転元ページ)"' />

  <link rel='canonical' href='(移転先ページ)' />
  <meta http-equiv='refresh' content='0;URL=(移転先ページ)' />

<!-- その他のページの設定 -->
<b:else />

  <link rel='canonical' href='(移転先トップページ)' />
  <meta http-equiv='refresh' content='0;URL=(移転先トップページ)' />

</b:if>

最小のBloggerテーマのHTML

アドレス移転では、最小のBloggerテーマのHTMLを使用して、リダイレクト設定やcanonicalタグの設置を行いました。

この最小のテーマの </head>の直前に先程のBloggerのレイアウト用ウィジェットタグを追記します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<!DOCTYPE html>
<html b:css='false' b:defaultwidgetversion='2' b:layoutsVersion='3' b:responsive='true'
b:templateUrl='rockpool.xml' b:templateVersion='1.3.0' expr:dir='data:blog.languageDirection'
xmlns='http://www.w3.org/1999/xhtml' xmlns:b='http://www.google.com/2005/gml/b' xmlns:data='http://www.google.com/2005/gml/data'
xmlns:expr='http://www.google.com/2005/gml/expr'>

<head>

<title></title>
<b:skin version='1.3.0'></b:skin>

~~~(ここにレイアウト用タグを記述する)~~~

</head>

<body class='container'>

<b:section id='header' name='Header' showaddelement='false'>
</b:section>

</body>
</html>

ここで作成したテーマ用HTMLを移転元のテーマに適用させれば完了です。

検索エンジンのクロールはブロックしない

旧アドレスの各ページのURLが、新アドレスに変更になったことを検索エンジンに正しく伝える必要があります。
旧ページへの検索エンジンのクロールについては、ブロックしないようにしておかなければなりません。

robots.txtで検索エンジンをブロックしたり、各ページにnoindexを設定しないように注意してください。

Google Search Console

実際のアドレス変更時にGoogle Search Consoleでの表示がどのようになるのかを記載しておきます。

旧アドレス https://wrxsti-vab.blogspot.com/2020/07/led-front-turn-signal.html
新アドレス https://wrxsti-fan.blogspot.com/2020/07/led-front-turn-signal.html

旧アドレスのページは、以前はGoolgeのインデックスに登録されていたページですが、現在は「URL が Google に登録されていません」と表示されています。
また、カバレッジには「重複しています。送信された URL が正規 URL として選択されていません」となっています。
ユーザーが指定した正規URLには、先の項にて指定したcanonicalタグのURLが正しく認識されていることがわかります。