前回交換から3000km
スバルプレミアムオイル レ・プレイアード・ゼロ
前回、スバルカードのオイル交換特典を利用してスバルのプレミアムオイルである、
レ・プレイアード・ゼロlaunch
に交換しました。
そこから丁度3000km走行しオイルの汚れも目立ってきたので、オイル交換を行います。
レ・プレイアード・ゼロについては以前記事にしています。
まだ3000kmしか走行していませんがかなり汚れています。
トリップメーターの使い方
ちなみにトリップメーターはAとBの2個設定できますが、私は以下のように使っています。
- A - ガソリン満タン時にリセット
- B - オイル交換時にリセット (前回オイル交換からの距離)
TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル) X-TREMEシリーズ
今回入れるエンジンオイルは
TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル)launch
の
X-TREMEシリーズlaunch
です。
TAKUMI のオイルは以前から気にはなっていましたが今回初めて入れます。
エンジンオイルの品質はAPI(アメリカ石油協会)によって5段階にグループ分けがされています。
俗に言う100%化学合成油はグループ3、4、5のことを指します。(数字が大きいほうが高品質)
100%化学合成油とうたっていても実際にはベースオイルに(水素化精製油・HIVI)が使われているグループ3のオイルの場合もあり注意が必要です。
(水素化精製油って鉱物油でしょ!って言う人もいるぐらいです。)
ベースオイルに何を使用しているのか公表していないメーカーもある中、TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル)はベースオイルを明示してくれているので信頼できると思います。
TAKUMI MOTOR OIL(タクミモーターオイル)のサイトにベースオイルについての詳しい説明がありました。
今回はベースオイルと規格から粘度が0w-40のものを選択しました。
ベースオイルがPAO+ESTERなので最高品質であるグループ5に属します。
ちなみにamazonにて22,900円でした。
ベースオイルがPAO+ESTERのグループ5のオイルが20Lで23,000円で買えるなんて、めちゃコストパフォーマンスが高いです。
X-TREMEシリーズlaunch
でSN規格のオイルは0w-40と10w-40の2種類になるようです。
粘度とベースオイル及び規格について以下の表にまとめました。
粘度 | ベースオイル | 規格 |
---|---|---|
0w-40 | PAO+ESTER | SN |
5w-50 | PAO+ESTER | SM |
10w-40 | PAO+HIVI | SN |
10w-60 | PAO+HIVI | SM |
オイル交換に必要な部品・工具
DIYにてオイル交換をする際に必要となる部品や工具の紹介をします。
消耗部品
ドレンボルトにつけるガスケットが必要です。
こちらは必ず新品を使用するようにして下さい。
ドレンボルトを締め付けることにより、新品のガスケットが潰れて気密性が確保され、オイル漏れを防ぐ効果があります。
エンジンオイル交換に必要な部品を以下に掲載しておきます。
17mmメガネレンチ
ドレンボルトの取り外しに使用します。
場合によっては、かなりの高トルクで締め付けられている場合がありますので、できるだけ長く力が入りやすいものをおすすめします。
自動車整備を行う上では、ロングストレートメガネレンチを1本は持っておいたほうが良いでしょう。
サイズは[17mm-19mm]が使いやすいと思います。
国産車では[8mm-10mm][12mm-14mm][17mm-19mm]の3本を揃えておくと、どのような状況にも対応できると思います。
ちなみに、私が使用しているものはKTCのロングストレートメガネレンチです。KTCのメガネレンチは精度も高く、ボルトをガッチリと掴むためナメる心配がありません。
トルクレンチ
ドレンボルトの締め付けに使用します。
オイルパンはアルミで出来ているため、オーバートルクで締め付けるとオイルパンが壊れてしまいます。
ドレンボルトをオーバートルクで締め付けないための保険です。必須ではありません。
私はTONEのハンディデジトルクというトルクレンチ?を使っています。
手持ちのラチェットハンドルをトルクレンチとして使用できる便利な工具です。
私がDIYにて使用しているトルクレンチは別途記事にしていますので参考にして下さい。
交換作業
ジャッキアップ
DIYにてオイル交換を行うために、まずは車をジャッキアップする必要があります。
ジャッキアップについては別途記事にしていますので参考にして下さい。
エンジンアンダーカバーの脱着
エンジンオイル交換をするにはまずはアンダーカバーを取り外しします。
アンダーカバーの取り外しについては以前ミッションオイル交換時に記事にしていますので参考にしてください。
ミッションオイル交換 - ジャッキアップしてアンダーカバーを外すlaunch
オイルパンとオイルフィルターエレメント
アンダーカバーを取り外すとオイルパンと、エキマニに取り囲まれるようにオイルフィルターエレメントが見えます。
エンジンオイルの排出
オイルパンのドレンボルトを緩めてオイルを排出していきます。
排出する際はオイルのフィラーキャップを緩めておくと上から空気が入ってスムーズに排出されます。
オイルフィルターの取り外し
オイルフィルターを交換する場合は、この時点で取り外しを行います。
オイルフィルターを取り外す際にもオイルが垂れてくるので注意してください。
オイルフィルターの取り外しには、カップ型のフィルターレンチを使用します。
サイズは66.5mmです。
ドレンボルトの取り付け
オイルの排出時はだいたい30分ぐらい放置します。
30分もあれば、オイルはほとんど抜けきると思います。
ドレンボルトを取り付ける前に、ボルトやオイルパンに古いパッキンが残ってないか確認して下さい。
古いパッキンが残っているとオイル漏れの原因となります。(いわゆる二重パッキン)
新品のパッキンをドレンボルトにセットして締め付けます。
締め付けトルクは40Nmです。
オイルフィルターの取り付け
オイルフィルターを取り付けます。
車体に取り付ける前に、エンジンオイルをゴムパッキンのところに薄く塗布しておきます。
オイルフィルターの締め付けトルクですが、私はいつもオイルフィルターのゴムパッキンが車体にあたってから3/4回転締め込みします。
私はこのやり方でトラブルになったことは一度もありません。
エンジンオイルを入れる
取扱説明書によると、今回はオイルフィルターも交換しているので、必要なオイルの量は約4.3㍑になります。
X-TREMEシリーズlaunch はまるでコーラのような色をしています。
オイルフィラーからエンジンオイルを入れます。
エンジンオイルをこぼさないように注意して下さい。
エンジンオイルをこぼしてしまうと、最悪車両火災の原因になってしまいます。
排出したエンジンオイル
排出したエンジンオイルはこのようにかなり黒く汚れています。
3000kmでここまで汚れるオイルは今まで使ったことがありません。
これといって特にフィーリングの悪化も感じないので、色は汚れているように見えますがオイルとしての性能は問題ないのかもしれません。
エンジンオイルとしては高級な部類に入る レ・プレイアード・ゼロlaunch ですが3000km毎で交換となるとかなりコストパフォマンスは悪いと言わざるを得ません。
交換時の走行距離は5015Km