2020年8月18日火曜日

【メジャークラフト】所有しているメジャクラロッドのインプレ(全10本)

メジャークラフトのロッドを使うきっかけ

私は釣りを趣味の1つとしています。
釣りは道具を使う趣味でもあり、代表的な企業としてシマノ、ダイワの他、数多くの企業が釣具を発売しておりますが、私は中でも メジャークラフトlaunch のロッドを愛用しています。

YouTubeや釣り番組ではおなじみの広瀬達樹さん(通称:ヒロセマン)の影響もあり、8年程前にメジャークラフトのロッドを買ってみたところ、値段の割に見た目もカッコよく、また工業製品としての品質も高いように感じています。 いわゆるコストパフォーマンスの高い商品ですね。

またシマノ製品で同価格帯の廉価版のロッドには保証書がついてきませんのでロッド破損をした場合などは部品代が実費ですが、メジャークラフトのロッドにはちゃんと保証書がついてくるところも評価したいポイントです。 そこからメジャークラフトのファンになりました。
また巷ではメジャクラのロッドはすぐ折れるなどの悪評があるようですが、少なくとも私はメジャークラフトのロッドが折れた経験はありません。

同社の広告塔でもある広瀬さんの影響力により、今でこそメジャークラフトは大手の有名釣具メーカーになりましたが、10年程前までは聞いたこともなく、全く知りませんでした。

メジャークラフトは、以前存在した釣具メーカーのダイコーからスピンアウトした3人(社長の森津義夫さんと広瀬さん、川上さん)で設立した会社のようです。

以前はロッドをメインに開発、販売していましたが、今ではルアーやライン、釣り関係の小物等、あらゆる釣具を開発・販売する総合釣具メーカーになりました。
ちなみに同社のロッドのほぼすべてを川上さんが開発されているようです。

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所有しているメジャークラフトのロッド

メジャークラフトのロッド製品は、重さ(自重)が非公表となっています。
またシマノのロッド製品では公表されている竿尻からリールシートまでの長さも公開されておりません。
竿尻からリールシートの位置までの長さはロッドの取り回しに大きく影響するため、ロッドの購入を検討する際は必ずチェックするポイントですので、こちらはぜひ公表していただきたいと思います。

現状では、写真からロッドの全長とリールシートの位置関係で推測するしかありません。
恐らくメーカーの意図としては「釣具店に行って、商品を手にとって自分の目で確認してくれ!」ということかもしれません。これはメーカーの自信の現れでもありますね。
確かに実物を手に取って見てみないと品物の良さはわからないと思いますので。

家にあるメジャークラフトのロッドをあらためて確認したところ、全部で7本10本ありました!

現在は10本です! 以下に紹介したいと思います。

2021/3:
電動ジギング用ロッド 三代目クロステージ 電動ジギングモデル[CRXJ-B60MH/電動]を追加しました!

2021/10:
舟タチウオテンヤ用ロッド ソルパラ 舟太刀魚テンヤ[SPXJ-B190M/Tachi]を追加しました!

2022/2:
ジギング用ロッド ジャイアントキリング5G[GK5-S63M]を追加しました!

【GK5-S63M】ジャイアントキリング5G スピニングモデル(追加:2022/2)

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メジャークラフトのオフショア用ジギングロッドのジャイアントキリングシリーズがリニューアルしました。
その名も ジャイアントキリング5G(GIANT KILLING 5G)launch
この「5G」という文言にはどのような意味が込められているのでしょうか?
いつものことながらメジャークラフトのネーミングセンスには関心させられます。カワテツさん?

このロッドはメタルジグをシャクるのがとにかく楽です。 楽にシャクれます。

価格も2万円台前半で購入できますので、オフショアのジギングを始めるには最適な一本じゃないでしょうか?

お気に入りの一本です。

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
191cm 49.5cm 155g 7個(SiC-Sガイド)

【SPXJ-B190M/Tachi】ソルパラ 舟太刀魚テンヤ(追加:2021/10)

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メジャークラフトのソルパラらしい、紺を基調としたカラーリングです。
ここは賛否が分かれる部分かと思います。

ティップの部分には蛍光イエローの塗装がされており、タチウオが食い込んだ際のあたりが取りやすくなっています。
グリップは富士工業製が使用されています。

全体の印象ですが、とにかく基本に忠実というか、オーソドックスな作りです。
とりあえず始めるには最適な一本ではないでしょうか?

全長(実測値) リールシート位置(下部) 自重 ガイド
192.5cm 42.5cm 140g 12個(Oリングガイド)

【CRXJ-B60MH/電動】三代目クロステージ 電動ジギングモデル(追加:2021/3)

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正式に電動ジギング用のロッドとしてリリースしているメーカーは、メジャークラフトの他、あとはシマノぐらいしかありません。

シマノの電動ジギング用ロッドはOCEA EJシリーズですが、こちらはOCEAシリーズということもあり実売価格は4万円程になります。

対してメジャークラフトは、クロステージシリーズとジャイアントキリングシリーズの2機種がラインナップされており、価格帯は1~2万円とシマノに比べるとかなりリーズナブルです。

クロステージシリーズとジャイアントキリングシリーズの違いは、ジャイアントキリングシリーズの方が上位モデルになりますが、1ピース仕様となりますので車載や収納が大変になります。
クロステージシリーズはグリップ脱着式を採用していますので、私は利便性を考慮してこちらを選択しました。

全長(実測値) リールシート位置(下部) 自重 ガイド
183cm 42.5cm 171g 10個(スパイラル)

【CRXJ-B702MHTR/DTR】三代目クロステージ 鯛ラバモデル

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ディープタイラバ(ドテラ流し)にて使用するロッドです。
私がタイラバでよく行く舞鶴(丹後半島沖)は水深がだいたい80m前後あり、深いところだと100mを超えます。
また潮もかなり走りますので底取するためには少なくとも150g以上のタイラバが必要となります。(軽いと底が取れず釣りになりません。)

このロッドはMAX200gまでのタイラバに対応しており、タイラバロッドにしてはかなりヘビーな部類に入ると思います。
調子はF(ファースト)ですがかなり固く、むしろショアジギロッドのティップに近いです。
200gのタイラバを使っていても弱いという感覚はありません。

また、スパイラルガイドが採用されており糸絡みしにくくなっています。ガイドの数は10個です。
グリップからリールシートにかけてはカーボンテープがX状に巻きつけられておりバット部分が補強されています。
クロスフォースという製法らしいですが、実際の機能は兎も角、見た目がカッコよく安っぽさがありません。

非常にお気に入りの1本です。

全長(実測値) リールシート位置(下部) 自重 ガイド
215cm 44.5cm 116g 10個(スパイラル)

【CRXJ-S58/5】 三代目クロステージ ジギングモデル

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舞鶴でのジギング用に購入したもののまだ出番なし。。。
MAX180gまでのジグを扱える三代目クロステージでは最強のジギングロッドです。
見るからに強そう。早くブリで鱗つけをしたいです!

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
174cm 46.5cm 175g 6個(アルコナイト)

【CRXJ-B502H/Taco】 三代目クロステージ 船タコモデル

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このロッドは船でのタコ釣り専用ロッドですが、私は船では使っておりません。 もっぱら7防や武庫一等の沖堤での岸タコ釣りにて使用しています。 こちらを購入する以前は、タコ釣り用のでかくて重いグラスの竿と船用の両軸リールでやっておりましたが、2、3時間で腕が痛くなりタコ釣りどころではなくなっていました。
沖堤で岸タコゲームをやる場合には、このロッドとバス釣り用の小型のベイトリール、そしてPEラインの組み合わせが最強だと思っています。タックルが軽いので一日やっても体力的に大丈夫です。

全長(実測値) リールシート位置(下部) 自重 ガイド
153cm 38cm 119g 9個(アルコナイト)

【CRX-832MW】 三代目クロステージ ワインドモデル

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サブのワインドロッドとして購入。スカイロードのワインドロッドと比べると若干重く、ガイドもアルコナイトとなっています。
というよりもスカイロードの品質が高すぎるように思う。。

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
252cm 42cm 125g 8個(アルコナイト)

【SKR-832MW】 スカイロード ワインドモデル

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沖堤でのタチウオワインドの為に購入しました。
SKRで始まるスカイロードシリーズはX状にカーボンテープが密に巻きつけられており、さらにこのワインドモデルはグリップエンドにコルクがあしらわれている等、本当にコストが掛かっているように思います。
最近のロッドでコルクが採用されているものは殆どありませんので本当にかっこいいです。
スカイロードシリーズは2020年現在、廃盤になってしまいましたが、メジャークラフトには2代目スカイロードシリーズとしてぜひ復刻してほしいと思います。

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
252cm 40.5cm 117g 8個(全SiCリング)

【SKR-1002MH】スカイロード ショアジギングモデル

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地磯/沖磯からショアジギングをするために購入しました。
7~8年ほど前、和歌山は 衣奈の坂田渡船launch さんによくお世話になっており、衣奈の黒島の磯でアオリイカのヤエン釣りを楽しんでいました。

ヤエン釣りとはいわゆる活き鯵の泳がせ釣りでアオリイカをねらう釣り方です。
仕掛けは非常にシンプルで、活き鯵のゼイゴに針を掛けて泳がせるのみです。
あとはアオリイカが活き鯵に乗ってくるのを待つだけなのですが、アオリイカが乗ってくるまで暇なので合間によくショアジギングをやっていました。

また、私のホームグラウンドとも言うべき神戸の沖堤防でもよくこのロッドを使っていました。
いわゆるポーアイ沖とか7防といわれる場所ですが、神戸の沖堤ではこのロッドはオーバースペックです。一日中このロッドでジグをしゃくり続けるとかなり疲れます。というか肩を痛めます。

通常、神戸の沖堤はLSJ(ライトショアジギング)ロッドが最適ですが、ショアジギロッドはこれしか持っていないので仕方ありません。
メータークラスのブリのパワーで、このロッドが弓なりに大きく弧を描いた時のことは今でもよく覚えています。

また、マイクロピッチクロスフォースというカーボンテープを密にX状に締め上げた見た目は、まるで筋肉のようにゴツゴツというかボコボコとしており、かなりのコストが掛かっているように思います。
流石に沖堤クラスではオーバースペックということもあり、シマノのディアルーナに世代交代しましたが、思い出深い1本です。

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
307.5cm 51cm 270g 8個(全SiCリング)

【CRK-862EL】 2代目クロステージ エギングモデル

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私が初めて買ったメジャークラフトのロッドがこの1本です。

このロッドは和歌山の衣奈の黒島でアオリイカのエギングをするために購入しました。
ELタイプで少し柔らかめのロッドです。

まずはじめに驚いたのはロッドの軽さです。
ロッドの長さは8.6フィートですが、重さは100gを切っておりました。
ガイドについてはこのロッドのウリでもあるfujiのKガイドを採用しています。全ガイドSiCリングです。
リールシートはfuji製のものを採用し、EVA素材のグリップ部分も作りがしっかりしており全体的に安っぽさが全くありません。 かなりコストを掛けてしっかり作り込んであるという印象です。

こちらはエギングロッドですが、エギングでの釣果は私のウデがイマイチということもあり特筆すべきものはありません。
しかしながら、衣奈の黒島でこのロッドで鯵のノマセをやっていたところ、96cmのヒラスズキがヒットしました。
ファイトの途中、ロッドが折れるかと言うぐらい曲がりましたが無事に取り込みすることができました。 こちらも思い出深い1本です。

近年は衣奈の黒島に釣行することがなくなりました。
残念なことですが近年、磯の状態が非常に悪くアオリイカがほとんど釣れていません。
恐らくは日本の各地の近海で問題となっている磯焼けの影響で、アオリイカが産卵する海藻が激減していることが原因だと思います。
衣奈の黒島の磯が、以前のようにアオリイカがたくさんいる環境に戻ることを願います。

全長(実測値) リールシート位置(上部) 自重 ガイド
259.5cm 32.5cm 99g 9個(全SiCリング)