シマノ 20 フォースマスター601の購入
電動リールの導入
ついに船釣り用に電動リールを導入しました。 シマノ20フォースマスター601launch (左ハンドル)です。
私がメインで釣りをしているポイントは京都は舞鶴の冠島周辺や丹後半島沖、経ヶ岬周辺です。
大阪湾や瀬戸内海と比べるとこのあたりの水深は結構深くて、大体水深は70~80m、ポイントによっては100mを超える場所もあります。
当初、釣りに電動リールなんて大げさな!とか年寄りくさい!とか勝手に思っていましたが、いやいや、そんなことはありません。 水深100mを超えてくると手巻きのリールではかなりしんどいです。これでは快適で楽しい釣りはできないです。(四季の釣り風) というか無理。
特に仕掛けを落としたばかりで、船長から「回収してくださーい」の声が聞こえると泣けてきます。 電動リールのメリットは回収作業といっても過言ではありません。とにかく回収が楽です。
シマノのホームページなどを見ていると、フォースマスター600シリーズはタチウオ釣りをメインターゲットにしているように思います。 実際にYouTube等の動画でもタチウオ釣りでの使い勝手をメインで紹介されていました。
私の場合は、アジや真鯛等のエサ釣りやタイラバにて使っていこうと思っています。
タイラバでの電動リールのメリットは、なんといっても一定速度で巻き上げができることです。
タイラバはいかに一定の速度で巻き続けられるかによって釣果が変わってきますので、一定速度で巻き上げることができる電動リールは非常に強力な武器になります。
左ハンドル仕様
ちなみに型番の[601]の末尾に1が付くモデルは左ハンドル仕様という意味で、600の後継機種ということではありません。
なぜ左ハンドル仕様なのかというと、置き竿スタイルだけではなくタイラバなんかでの手持ちの釣りにも使いたいと思い、あえて左ハンドル仕様を選びました。
私は右利きですので、ロッドは利き腕である右手に持ちます。
ロッドワークをメインに考えると、必然的にリールは左ハンドル仕様を選択することになります。
多くの電動リールが右ハンドル仕様のみのラインナップとなっている中、シマノフォースマスターは左ハンドル仕様をリリースしてくれているので非常にありがたいです。
バス釣りなんかではベイトリールの左巻きは邪道とか、ロッドを振り抜く際に重たいハンドルが下側にあると、思うように投げれないないなんてよく言われますが、 船釣りでは投げるということがありませんので問題ありません。
また、頭の切り替えとか慣れの問題かもしれませんが、スピニングもベイトもどちらも左手で巻くことで、巻くという動作を左手に統一するというメリットもあります。
購入金額
なにげにイチバンエイトのシールが張ってあることからもわかるように、イチバンエイトのイッパチデーに購入しました。
イチバンエイトグループのイッパチデーは毎月18日はポイントが5倍になりますので実質5%引きと同じ意味です。 また8月はスマホのアプリのクーポンにてフォースマスターシリーズがさらに15%OFFとなっていました。
イチバンエイトでの通常の割引は30%ですので実質金額は以下のようになります。
価格 | 説明 | |
---|---|---|
本体価格 | ¥49682 | ¥83500(定価)× 0.7(通常30%)× 0.85(アプリクーポン15%) |
ポイント | 2484pt | ¥49682 × 0.05(イッパチデーポイント5倍) |
消費税 | ¥4968 | ¥49682 × 0.1 |
購入金額 | ¥54650 | ¥49682 × 1.1 |
内容物
内容物は以下の5点です。
- 本体
- 取扱説明書
- 分解図
- 電源ケーブル
- リールシートのスペーサー
電源ケーブルも付属しています。
電源ケーブルが付属しているかどうかについてはシマノのホームページ等を参照してもわからなかったので、同梱されていなれけば買うつもりでいましたが付属していてよかったです。
リールシートのスペーサーですが、リールをロッドにセットした際にガタが出る場合にリールシートとロッドの間に貼り付けるためのゴムです。
インプレッション
外観
見た目ですが、正直定価8万円のリールにしては、樹脂ボディということもあり安っぽいという印象です。
手にとってみてもやっぱり樹脂感は否めません。
樹脂パーツが多用されていることについては、電動リールはモーターを内蔵しており、どうしても重くなってしまいますので、軽い樹脂パーツを使用することで重量を軽くするという理由もあるかと思います。
とはいうものの定価8万円ですので、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。。
別でタイラバ用リールの 炎月プレミアムlaunch を所有していますが、こっちはフォースマスターの半額の約4万円のリールですが、メタルボディということもあり高級感があります。
最近のシマノのリールは樹脂パーツを多用しすぎていると感じています。
あの高剛性がウリのツインパワーSWですらボディはアルミと樹脂のハイブリッドになっており、 強度的には問題ないのかもしれませんが、SWクラスでも樹脂ボディって見た目にも精神衛生上もよくありません。
炎月プレミアムとの比較画像です。
炎月プレミアムよりも2まわりぐらい大きいです。ロッドにセットした状態でちゃんとパーミング出来るかどうか心配になる大きさです。
18年モデルの炎月プレミアムにはフォールレバーというものが搭載されており、いわゆるメカニカルブレーキをレバーで操作出来るものですが、フォースマスターにはついていません。
炎月プレミアムのフォールレバーは結構重宝していましたので、フォースマスターにも搭載してほしかった。。
重さ
重さに関してはPEラインをセットした状態で約500gです。炎月プレミアムの倍の重さですね。
電動リールにしては軽いほうかもしれませんがそれでもやっぱり重いと感じます。これに電源ケーブルの重さが加わりますのでさらに重くなります。 一日手持ちで釣りをするには厳しいでしょうか。。
設定
タッチドライブ
このモデルのウリでもあるタッチドライブですが正直操作が難しいと感じます。
ボタンは感圧式で感度の調整も可能です。設定にて感度をスローにしていても敏感すぎるように思います。
ボタンを押し込む力加減が難しく、 慣れないうちはクリックにて操作するほうが操作しやすいと思います。
中間速設定
中間速設定の初期値は[17]にセットされていますが、個人的には[17]は速すぎるように感じます。 ちなみに、私は中間速設定を[11]に設定しています。 魚がかかったときなどは、どうしても力が入ってしまいますが、中間速設定[11]ですとタッチドライブを一気に押し込んでも、ゆっくりめで巻き始めてくれますので魚をバラす心配はありません。
チョイ巻設定
エサ釣りでカワハギをねらう場合に、このチョイ巻が重宝します。
餌取り名人の異名をとるカワハギですが、手持ち竿なら合わせが出来ますが、置き竿ですと合わせを入れられず釣るのが難しいです。 カワハギが餌をつついた瞬間にこのチョイ巻ボタンを押すことで、カワハギをかけることが出来ます。
そのような用途からチョイ巻の速さは、速めの[20]に設定しています。
旧モデル
フォースマスター600シリーズは18年にリリースされましたが、リリース当初のモデルは中間速設定というものがなく、タッチドライブをグッと力を入れて押し込むと一気にMAXのスピードで巻き上げを開始して、せっかくかかった魚をばらしてしまうということが多発したようです。
クレームが多発したということで、途中から中間速設定というモードが追加になりました。
アジなど口が弱い魚をいきなりMAXのスピードで巻き上げされたらそらアカンでしょ。。
この件については救済措置があるようで、中間速設定がない旧モデルを所有している人でも、リールのファームウェアをバージョンアップすることにより、中間速設定を追加することが出来ます。
シマノ釣り製品情報を始め、各種イベント情報など、フィッシングシーンをサポートする情報をご提供する公式サイトです。私たちシマノは釣り具という製品を通じてあなたとご一緒したいと考えます。 海も川も湖も、そこに魚たちがいる限り、人と魚たちとの出会いのドラマは無限です。この素晴らしいドラマをこれからも永遠に継承するために、テクノロジーと感性を融合させた、こころ躍る製品をお届けします。
タイラバロッドにセットした場合
タイラバロッドにセットした場合のパーミングの様子です。
私は手が小さい方なので、パーミング出来るかどうかギリギリの大きさですが、手持ちで釣りができないと言うほどではありません。
タイラバロッドは メジャークラフトlaunch の クロステージlaunch です。ロッドについては以前こちらで記事にしておりますので参考にしてみてください。