船用汎用ロッド
エサ釣りなんかで使用する船用の汎用ロッドを購入しました。
船用汎用ロッドは前々からほしいと思っていましたが、タイミングよく9月のイチバンエイトの売出しにて、安くなっていたので思わず衝動買い。
これまで、オフショアの船のエサ釣りでは、船用の汎用ロッドを持っておらずタイラバロッドで代用していました。
タイラバ用のロッドというのは本当に汎用性が高く、色々な釣りに流用できます。
イカメタルもタイラバロッドでやっておりました。
欠点といえば、鯵なんかの口切れしやすい魚がかかった時に、タイラバロッドでは硬すぎるということです。
ほとんどのタイラバロッドは、長さが7フィートと短く、また調子がファースト(8:2)ですので、粘りが効きません。
鯵釣りでは竿全体でもう少し粘りがほしいときがあります。
あと、エサ釣りの後、イカメタルなんかの別の釣りに切り替えるときに、いちいちリールを付け替えないといけないことです。
シマノの船用の汎用ロッドは、1万円そこそこで購入できるので、この際購入することにしました。
シーマイティ X(Type73 50-240)
外見
ロッド本体は黒が基調ですが、ところどころに青いアクセントが入っていてなかなかいいデザインです。
また、シマノオリジナルのパイプシートも使いやすく、メッキの加飾もあり安っぽさを感じません。
このクラスでハイパワーXが採用されており、X状のカーボンテープがカッコいいです。
(性能としてどの程度効果があるのかはわかりませんが。。)
スペック
ガイドについては、トップガイドのみSiCリングで、他のガイドはアルコナイトとなっています。
実用上は、アルコナイトでも全く問題ありません。
船用の汎用竿ですので、ブランクスのカーボン含有率はだいたい50~70%程度です。
これは、ルアーロッドと異なり、船用の竿は全体に粘りをもたせる必要があります。
粘りを持たせるためにはグラスの含有率が高くしないといけないので、相対的にカーボンの含有率は低くなります。
ちなみに私が購入したTYPE73 50-240はカーボン含有率は63.8%です。触った感じもかなり粘りがあるように思いました。
全長(実測値) | リールシート位置(下部) | 自重 | ガイド |
---|---|---|---|
241.5cm | 36.5cm | 174g | 11個(トップガイドのみSiC) |
ネジレに強いハイパワーXで締め上げたブランクスは優れた操作性を発揮。
6:4調子は仕掛けの安定性や喰い込みに優れたムーチングアクション。
7:3調子は軽快な誘い操作やシャープなアワセが可能な先調子。
リールシートにはグリップ性能に優れたシマノオリジナルパイプシートを採用し、日本各地の幅広い魚種や釣法に対応する汎用性の高いモデルです。
錘負荷
私がよく行く舞鶴では、水深が50~70mあり、胴突き仕掛けのエサ釣りの場合ですと、だいたい40~60号ぐらいの重りをぶら下げます。 ですので、シマノのシーマイティの50クラスがドンピシャで適合します。
長さ
長い方がタメが効きますので、本当は3mぐらいの長さがほしいのですが、今度は取り回しがやりにくくなってしまいます。 また、長いと重量も重く、持ち重りしやすくなりますので、手持ち竿では辛くなります。 手持ちでやることも考えて、扱いやすい2.4mの長さを選択しました。
調子
シマノのシーマイティXシリーズには、乗せ調子のType64と、掛け調子のType73の2シリーズが存在します。
私の釣りのスタイルは置き竿だけではなく、手持ちでも釣りたいので、ここは迷わず掛け調子のType73を選択しました。 底取もしやすく、魚がかかったときにダイレクトに引きが伝わってくるのは、やはり掛け調子の竿です。
各錘負荷ごとのロッドの曲がり
各重り負荷ごとのロッドの曲がり具合の様子を調べました。
見にくくて申し訳ないですが、参考にしてみてください。
電動リール シマノ フォースマスター601をセット
このロッドには
シマノフォースマスター601launch
をあわせます。
ロッドとリールの価格が不釣り合いですが、気にしません。
カーボン素材のロッドには、常に破損の危険が伴いますので、私は基本的に高いロッドは使わない派です。
高くても2万円までと決めています。
シーマイティXはところどころに青いアクセントが入ったデザインですので、紺が基調のフォースマスター601はよく合います。
フォースマスター601 については、以前記事にしておりますので参考にしてみてください。