2020年6月11日木曜日

【WRX STI】SUBARU LES PLÉIADES ZERO(レ・プレイアード・ゼロ)の使用感

スバル純正プレミアムオイル

PLÉIADES ZERO(レ・プレイアード・ゼロ)

前回、スバルカードのオイル交換特典を利用して、スバル純正プレミアムオイルの SUBARU LES PLÉIADES ZERO(レ・プレイアード・ゼロ)launch を入れてみました。

約2500km走行しましたので使用感を書きたいと思います。

スバルカード 概要 スバルカード launch はUFJニコスが発行しているクレジットカードです。 年会費が1750円必要ですが、オイル交換の無料特典がついているのと、ディーラーでの整備や純正部品の購入に...

こちらはベースオイルがPAO(ポリアルファオレフィン)100%の化学合成油です。

触った感じとてもサラサラしています。
これで油膜が保持できるのだろうか?と心配になるほど。
粘度は0w-30で高温側は純正指定オイルとおなじです。ちなみに純正指定オイルの粘度は5w-30です。

私は古い考えの人間で、エンジンオイルは粘度が高いほど、油膜を保持する能力が高く、エンジン保護性能が高いと思い込んでおりました。

しかし、硬いほど保護性能が高いという考えは改めなければなりません。
最近のエンジンオイルは添加剤の性能や品質が向上しており、粘度が低くてもエンジンの洗浄能力や保護性能の両立ができているそうです。

使用感について

燃費

粘度が低ければ当然燃費も良くなると言いたいところですが、 私のWRX STIはこのオイルを入れてから、特に燃費を意識することなく普通に運転して、街乗りで7km/㍑台、高速で13km/㍑です。
これだけ粘度が低いオイルなのに燃費が悪いです。

ちなみにこれは以前乗っていたエクシーガGTとほぼ同じ燃費です。
EJ20ターボはだいたいこのぐらいの燃費なんでしょうか? やわらかいオイルを入れているにも関わらず、車体が大きくて重いエクシーガと同じ燃費というのはやはりVABは燃費が悪いように思います。

センターデフはDCCD、フロントはヘリカルLSD、リアはトルセンLSDという機械の塊のような車です。
これではどうしても機械的損失が出でしまいます。
これは走りに特化した車なのでしようがないですね。燃費と走りの愉しさはトレードオフです。諦めましょう。

エンジンのフィーリング

やはり粘度が低いだけあってエンジンの吹け上がりは最高です。
しかも交換後、2500km走行しましたがエンジンからのノイズが大きくなるとか吹け上がりが悪くなるとかは無く、劣化を感じることはありません。
このあたりはPAO100%の化学合成油だからでしょうか?
非常に質の高いオイルだと思います。

汚れ(清浄分散性)

こちらは交換して約2500km走行したあとのエンジンオイルです。
思ったより汚れています。
それだけ清浄分散性が高いオイルという事でしょうか?
ですが、この汚れだと5000kmはもたないように思います。