2021年10月31日日曜日

【ロッド】メジャークラフト ソルパラ 舟太刀魚テンヤ[SPXJ-B190M/Tachi]

太刀魚(タチウオ)釣り

ショアから太刀魚が釣れない

ここ数年、ショアからのタチウオが全く釣れなくなりました。

大阪湾では夏の終りから晩秋にかけてタチウオが湾奥に入ってきます。私はこの時期になると武庫川一文字(通称ムコイチ)という大阪湾の沖堤防に通ってタチウオ釣りを楽しんでおりました。

メタルジグやワインド、あるいはテンヤの引き釣りやキビナゴ餌での浮き釣り、どんな釣り方でも簡単にタチウオが釣れました。10月中旬の最盛期では本当にタチウオの魚影が濃く、多いときでは一日で30本40本と釣れたものです。

が、ここ数年は全くタチウオの姿がありません。 このようなことは初めてです。もうショアはからタチウオは釣れないのでしょうか?

舟からのタチウオジギングでは釣れているようですので、大阪湾に全くタチウオが居なくなったということではないようですが。。。

流行りの舟タチウオテンヤ

ショアからのタチウオが釣れなくなったのと入れ替わるように、舟からのタチウオ釣りが人気です。
中でもイワシやサンマの切り身をテンヤという漁具にくくりつけタチウオを掛ける、いわゆる舟タチウオテンヤの釣りが流行っているようです。

釣り番組やYouTube等で数多く紹介されるようになりました。 船からのタチウオ釣りはサイズもよく、また船でタチウオが釣れるポイントに連れて行ってくれるので、ショアからのタチウオ釣りのようにタチウオの回遊を待つといった事がありません。

回遊=時合とも言いますが、タチウオ釣りは時合の釣りとも言われます。 時合にはバタバタと釣れて、時合が終わると後はさっぱりということが多々ありますが、船からのタチウオ釣りは回遊を待つことがありませんので、釣果という点においては有利です。

舟タチウオテンヤに必要なもの

専用ロッド

私も今年からこの舟タチウオテンヤの釣りを始めてみようと思っています。

舟タチウオテンヤを始める上で、私が持っていないものがタチウオテンヤ用のロッドとテンヤです。

ロッドはブラックバス用やタイラバ用のロッドでも代用できるとのことですが、私はバスをやらないのでバス用ロッドは持っていないのと、タイラバ用ではティップが柔らかいので、タチウオを掛ける際のフックの刺さりが甘くなるように思います。

釣具屋でタチウオテンヤ用のロッドをいろいろと物色しましたが、やはり専用品だとシマノやダイワといった2大メーカーのロッドは高いと感じます。

舟タチウオテンヤの釣りが自分がハマる釣りかどうかもわからない中で、とりあえずはじめの一本ということになると、メジャークラフトのソルパラが最適だと思います。

価格も一万円でお釣りがきますので、コストパフォーマンスも良いと思います。

テンヤ

大阪湾でのタチウオテンヤは乗合船の場合、ほぼテンヤは40号と決まっています。

乗合船の場合は、隣の人とラインが絡んでしまう「オマツリ」がつきものですので、できるだけオマツリを避けるためにもテンヤの号数を合わせておくというのは必須です。

大阪湾ではほぼ40号ですが、東京湾だと50号の場合が多いとのこと。

メジャークラフト ソルパラ 舟太刀魚テンヤ[SPXJ-B190M/Tachi]

概要

メジャークラフト ソルパラシリーズの舟タチウオテンヤモデルには「掛け調子(8:2)」と「乗せ調子(6:4)」「中間(7:3)」の3モデルが存在します。

私はバーサタイルに使える7:3調子の中間のモデルを選択しました。

バス 、シーバス、エギング、ショアジギング、フラットフィッシュ、ロック&ライトゲーム、オフショア、トラウトのロッドメーカー「メジャークラフト」のサイトです。
外観

メジャークラフトのソルパラらしい、紺を基調としたカラーリングです。
ここは賛否が分かれる部分かと思います。

なお、グリップはEVAのセパレートタイプが採用されています。

全体の印象ですが、とにかく基本に忠実というか、オーソドックスな作りです。とりあえず始めるには最適な一本ではないでしょうか?

ティップ

ティップの部分には蛍光イエローの塗装がされており、視覚的に非常に見やすくタチウオが食い込んだ際のあたりが取りやすくなっています。

取り扱い説明書やホームページにはソリッドティップの記述がありませんが、ティップとベリーとの境目にはわずかな段差があり、ソリッドティップを接続しているような作りが見られますので、恐らくソリッドティップではないかと思われます。

合わせるリール

このロッドに合わせるリールは、電動リールのシマノフォースマスター601です。

タチウオテンヤの釣りには電動リールがあったほうが便利です。

スペック

ガイド

使用されるガイドはステンレスフレームの富士のOリングガイドです。
この価格帯のロッドでは必要十分だと思います。

ガイド数は12個です。

リールシート

リールシートには定番の富士工業製のリールシートが採用されています。リールの固定はダウンロックタイプです。

長さ(実測値)

センターカットのツーピースロッドですので、車載や収納で特に困ることはないと思います。

全長は192.5cm

リールシートの下部からグリップエンドまでの長さは42.5cm

重さ(実測値)

自重は140gとなっており非常に軽量です。

まとめ表
全長(実測値) リールシート位置(下部) 自重 ガイド
192.5cm 42.5cm 140g 12個(Oリングガイド)
その他のメジャークラフトのロッドの紹介

私は他にもメジャークラフトのロッドを所有しています。
こちらは以前、記事にしていますので参考にして下さい。

メジャークラフトのロッドを使うきっかけ 私は釣りを趣味の1つとしています。 釣りは道具を使う趣味でもあり、代表的な企業としてシマノ、ダイワの他、数多くの企業が釣具を発売しておりますが、私は中でも メジャークラフト la...

釣り船を利用するには(泉南 湊丸さん)

船宿さんのリサーチ

舟タチウオテンヤの釣りを楽しむためには、まずは船宿さんを予約しないといけません。

今では、船宿さんはホームページがあるところがほとんどなので、Google検索やGoogleマップ等にてリサーチを行います。比較的自宅から近くて、評判が良さそうなところを何件かピックアップしました。

そのなかで、今回は私が行きたい日に予約が取れそうな 湊丸さんlaunch にお世話になることにしました。

湊丸さんはいわゆる乗合船です。ホームページも用意されており、ここのカレンダーから乗合船の出船状況や空き状況等を確認することができて便利です。

予約を取る

予約をとるには、まずは電話です。 電話をすると船長?さんが出てくれますので、そこで行きたい日と人数を伝えます。

私も初めてだったので不安がありましたが、1人でも全然大丈夫です。快く応対してくれました。

予約の際に必ず確認するポイントとしては、出船時間、出船場所、駐車場です。この3点は必ず確認するようにします。

また出船場所や駐車場は事前にGoogleマップで確認するようにします。

当日乗船前

当日は出船時間の30分前までには到着するようにします。

出船時間の30分ぐらい前になると船長さんがやってきます。 まずは、乗船名簿の記入と料金を支払います。

また、湊丸さんは漁協の駐車場を利用する形態ですので、料金を支払う際に駐車場利用許可証をもらうようにしましょう。 駐車場利用許可証は、フロントガラスの見えるところに掲示しておきます。

あと、氷のサービスがありますので、クーラーボックスに氷を詰め込みします。

乗船する際に、船長さんに当日の釣座がどこになるのかを確認しましょう。

出港後

湊丸さんではテンヤにつける冷凍イワシ餌はサービスとなっています。船の前と後に冷凍イワシ餌が用意されているので、必要な分を釣座に持っていきます。

出港後はリールやロッド、仕掛けを準備したりしてポイント到着を待ちましょう。

釣り開始

ポイント到着後は船長から水深等の指示がありますので、それに従います。 後は釣るのみ!

今日のポイントは洲本沖のポイントのようです。