第一精工 高速リサイクラー2.0
リール糸巻作業には必須アイテム
がっつり釣りを趣味としている人ならば、必ず持っているであろう第一精工の高速リサイクラー2.0。
言わずと知れたリール糸巻きの便利グッズです。
すごく素晴らしい商品なのですが、長く使っているとリールに糸巻きする際のテンションをかける機能が壊れてしまいます。
特に、電動リールやSW系の大型リールの糸巻きを頻繁に行う人は注意が必要です。
テンション調整機能が壊れてしまうと、ギーギーと音が発生したり、本体が異常に発熱したりします。
こちらは第一精工のホームページにもQ&Aとして記載がありました。
故障個所
私の高速リサイクラー2.0のドライブギアを確認すると。。。
テンション調整用の銅柱が当たる部分が大きく削れていることが見て取れます。
こうなってしまうと買い換えるか、または修理するより他ありません。
設計不良?
テンションをかける仕組みですが、ドライブギアに銅柱を押し当てることにより、摩擦を発生させてスプールの回転に抵抗をかける仕組みです。
見て分かるようにこのような小さな銅柱で数キロ(kg)のテンションをかけることに無理があるように思います。
設計の段階で気づかなかったのでしょうか?
パーツ取り寄せ・修理
第一精工の高速リサイクラーはパーツのみの購入が可能です。
購入方法はWEBサイトからの通販、もしくは近所の釣具店にてパーツを取り寄せすることが出来ます。
なお、必要なパーツは第一精工のホームページから確認することが可能です。
修理に必要なパーツ
修理に必要な部品は以下の2つのパーツ。
製品番号 | 部品名 | 単価 |
---|---|---|
39411 | 3.ドライブギア | 1210 |
39412 | 22.テンション調節銅柱 | 55 |
WEBサイトからの購入だと送料がかかってしまうため、近所の釣具店にパーツを取り寄せしてもらいました。
釣具店では「時間がかかるかも。。」と言われてましたが、注文してから約1週間程で釣具店に入荷しました。
説明書の他、取り付ける際のグリスも添付されていました。
気が利きます。
高速リサイクラー2.0を酷使して壊してしまった!という人は、買い換える前に修理してみてはいかがでしょうか?