2021年4月1日木曜日

【WRX STI】brembo/ブレンボ キャリパー ブレーキパッドの固定ピンを抜く

brembo/ブレンボキャリパー

ブレーキパッドの固定

ブレンボキャリパーのプレーキパッドは2箇所のピンで固定されています。
ブレーキパッドを交換するにはこの固定ピンをキャリパーから抜かないといけません。

ピンはキャリパーに刺さっているだけですので、ピンの先端を先の尖ったもので、たたくことで抜くことが出来ます。

キャリパーを傷つけずにピンを外す

ピンポンチ

ドライバー等、細長い棒状のものとハンマーを使いピンの先端をたたけばよいのですが、ピンの先端が尖っており正確にピンの頭をたたくことは難しいです。

また、たたき出す際に手元が狂いキャリパーにヒットしたら、キャリパーが傷ついたり塗装が剥げたりしてしまいます。

ピンの先端を正確にたたくためには、ピンポンチがあると便利です。
ピンポンチは先端が平らになっており、ピンをたたき出すのに最適な形状になっています。

固定ピンの太さ

キャリパーを固定しているピンの太さは約5.9mmでした。
ですので、それより少し細い4.5mmのピンポンチを使用しました。

トネ(TONE) のピンポンチ

私が使用したピンポンチは トネ(TONE) のPP-4.5 になります。

高い工具ではありませんので、DIYにてブレーキパッドの交換を行うという人は揃えておいても良いと思います。

固定ピンを抜く

ピンポンチを使用して固定ピンを抜きます。

固定ピンの先端にピンポンチをあてがい、反対側からハンマーでたたきます。

サイズ的には トネ(TONE) のPP-4.5 がぴったりでした。

ブレーキパッドのチェック

納車から約1万キロ走行後のブレーキパッド

ブレーキパッドを取り外して状態をチェックしました。 偏摩耗なども見られず状態は非常に良いと思います。

見えるところでは無いですがパッドのシムにもbremboのロゴが入っておりかっこいいですね。
外側のブレーキパッドにはパッド残量のインジケーターが取り付けられています。

ブレーキパッドの残量

ブレーキパッドの残量を測定すると外側が8.4mm、内側が8.7mmでした。

誤差の範囲かもしれませんが、内側より外側の方が多く減っていました。

新品のブレーキパッドが約10mmですので約1万キロの走行で、外側は1.6mm・内側は1.3mm それぞれ消耗したことになります。

プレーキパッドの残量限界値が残り2mmだと考えると、計算上は後4万キロは走行可能ということになります。

今後同じような走り方をするのであれば、ブレーキパッドは5万キロ毎に交換しなければならないということですね。