太刀魚(タチウオ)釣り
ショアから太刀魚が釣れない
ここ数年、ショアからのタチウオが全く釣れなくなりました。
大阪湾では夏の終りから晩秋にかけてタチウオが湾奥に入ってきます。私はこの時期になると武庫川一文字(通称ムコイチ)という大阪湾の沖堤防に通ってタチウオ釣りを楽しんでおりました。
メタルジグやワインド、あるいはテンヤの引き釣りやキビナゴ餌での浮き釣り、どんな釣り方でも簡単にタチウオが釣れました。10月中旬の最盛期では本当にタチウオの魚影が濃く、多いときでは一日で30本40本と釣れたものです。
が、ここ数年は全くタチウオの姿がありません。 このようなことは初めてです。もうショアはからタチウオは釣れないのでしょうか?
舟からのタチウオジギングでは釣れているようですので、大阪湾に全くタチウオが居なくなったということではないようですが。。。
流行りの舟タチウオテンヤ
ショアからのタチウオが釣れなくなったのと入れ替わるように、舟からのタチウオ釣りが人気です。
中でもイワシやサンマの切り身をテンヤという漁具にくくりつけタチウオを掛ける、いわゆる舟タチウオテンヤの釣りが流行っているようです。
釣り番組やYouTube等で数多く紹介されるようになりました。 船からのタチウオ釣りはサイズもよく、また船でタチウオが釣れるポイントに連れて行ってくれるので、ショアからのタチウオ釣りのようにタチウオの回遊を待つといった事がありません。
回遊=時合とも言いますが、タチウオ釣りは時合の釣りとも言われます。 時合にはバタバタと釣れて、時合が終わると後はさっぱりということが多々ありますが、船からのタチウオ釣りは回遊を待つことがありませんので、釣果という点においては有利です。