2020年1月18日土曜日

WRX STI Type S(VAB)F型 納車

以前の車(車歴)について

車歴は日産シルビア(S14 K's) → レガシィB4(BE5 RSK) → エクシーガGT(YA5)です。

自身の車歴を振り返ってみると、やはりよく走る車ばかりだなぁということをあらためて感じます。 私は車を移動するための道具ではなく、乗って楽しむ、いじって楽しむものだと思っています。 所有していた車にはそれぞれ思い出があり、どれもかけがえのないものです。

日産シルビア(S14 K's 5MT)

はじめて自分で買った車です。
SR20DETは最高出力が220ps、最大トルクも28kg/m程度でしたが、今の車に比べて車体が軽いのでキビキビ走り運転していて楽しい車でした。
ボールベアリングターボを積んでいましたが、3000rpm以下はかったるく、逆に3000rpmから6000rpmまではまるでロケットのような加速をするエンジンでした。いわゆるドッカンターボというやつですね。
駆動方式がFRということもあり運転していて本当に楽しい車です。

レガシィB4(BE5 RSK 5MT)

2ステージツインターボで280ps、レッドゾーンが7500rpmのEJ20を積んでおりとても楽しい車でした。
今思うとタービンを2個も積んでいてとても贅沢な車です。
セカンダリータービンに切り替わる際にトルクの谷があり、その後の音の変化と共に強烈な加速が何とも味がありました。
こんな車が新車で250万で買えたんだから本当に驚き。
この頃のB4は5ナンバーの小型乗用車サイズで乗りやすく、意のままに操る感覚がありました。

エクシーガ(YA5 GT 5AT)

子供もいるのでB4では手狭ということもあり、スバルディーラーの担当からやっとスバルからも7人乗りのステーションワゴンが発売されると言うことを聞いていたので、発売して直ぐに購入しました。
A型の為アイサイトはついていません。
免許取得以来ずっとMT車でしたが、エクシーガGTは5ATの設定のみでMTの設定はありません。
(妥協するしかない)

GTはセンターデフのある本格的なVTD-AWDで、雨でも雪でも非常に安定した走りでしたが、搭載されたEJ20ターボはタービンがフォレスターXTよりも小さいもので、高回転でのパンチが無く高回転型のEJ20の魅力が完全にスポイルされていました。
当時の開発主査の話では、エクシーガは7人乗りであるためEJ20の低速トルクを補うためあえて小さいタービンを設定したとのこと。 いくら7人乗りとはいえ毎回7人フル乗車することはあり得ないと思います。

エクシーガでもトップグレードのGTを選ぶ人は、以前はレガシィのターボを乗っていたり、私のように家族が増えたから多人数乗車できる車がほしいけどワンボックスとかミニバンは絶対に嫌!というような走りにこだわりがある人ではないでしょうか?
そのような人の気持を全く理解できていないと思いました。

搭載されるスバルの5ATも出来がいまいちで、変速レスポンスは悪く俗に言うダイレクト感も皆無で、エクシーガにMTの設定があったらどれだけ良かったことかと何度も思いました。

しかしこのエクシーガ、2008年発売から2018年まで10年間販売されアプライドはJ型までいきました。
凄くないですか?

と、ここまでさんざんディスりましたが2008年から足かけ12年、エクシーガで旅行やキャンプ、スキー等、日本全国いろいろな場所へ出かけたこともあり思い出深い車であることにかわりありません。

昨年に足回りのブッシュ類をほとんど交換して新車の乗り心地を復活させたところで、今は息子が乗っております。
距離は130,000kmを超えておりますがまだまだ現役で活躍してくれそうです。

WRX STI Type S(VAB)F型

WRX STIは現行モデルの受注生産の注文受付を終了いたしました。 販売店での在庫対応となるため、 ボディカラーやオプションなどのお客様のご希望に沿えない場合がございます。詳しくは販売店にお問い合わせください。

契約

エクシーガは足回りのオーバーホールによりまだまだ現役ですが、とにかく運転が楽しくない車で運転すること自体が嫌いになっていました。
(もともとは車を運転することが大好きだった)

そんなとき、WRX STI(VAB)の生産終了のニュース。
(同時にEJ20も生産終了)
これを逃すとEJ20のような高回転型ハイパワーターボのMT車は今後一切、新車では乗ることができないだろうということで、清水の舞台から飛び降りる気持ちで最終のF型を契約しました。

最後のEJ20

以前はスバルのあらゆる車種に搭載されていたEJ20エンジンですが、既に国内モデルでEJ20を搭載するのはWRX STIのみとなっています。
数が少ないのでスバルの関連企業である桐生工業株式会社にて生産されました。

スバルグループの一員として桐生工業株式会社は、「スバル車をベースとした普通車の特装車」や 「6軸モーションドライビングシミュレーター」などの開発・生産を手がける会社です。

納車